サイバー藤田社長、自社ブランド「アメーバで統一へ」
サイバーエージェント(4751)の藤田晋社長は23日、2014年10月~15年3月期の連結決算発表の会見で、自社が保有するメディア事業の複数のブランドについて、「Ameba(アメーバ)で統一していく」と述べた。計画を精査していないと前置きしながらも「ゲームやキュレーションサービスなど、メディア全体の統括をアメーバ事業本部としてブランドを強化していく」と話した。
15年9月期通期の純利益見通しを前期比47%増の140億円で据え置いたことについては「期初の見通しを超える可能性は高いが、利益が30%以上上向くかはわからない」と述べた。
テレビ朝日との共同出資で4月16日に設立した定額制のインターネット動画配信サービス事業については、「現在は良いプロダクトを作ることに集中している。定額の金額なども決めていない段階だが、良いプロダクトができれば年末以降から高額の投資も考えている」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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