NMB48「チームN」の山内つばさ(14)が19日、大阪・NMB48劇場の「ここにだって天使はいる」公演で、来春の高校受験専念のため、卒業を発表した。

 山内は11年12月、3期生として加入。小学5年、11歳でグループ最年少での加入だった。年少での加入ながらダンス、歌唱力の評価は高く、天真らんまんな笑顔が特長で、12年10月結成の「チームB2」に選ばれ、正規メンバーに昇格した。

 途中、成長期ならではの脚の痛みやけがで休業もあったが、今春の大組閣でチームNへ移籍しても、元気なパフォーマンスを見せていた。

 山内はこの日、卒業の理由について「来年、高校受験を控えて勉強を頑張りたいと思いました。それには活動との両立は難しいと思い卒業を決意しました」と報告した。

 ただし、将来の夢である歌手はあきらめておらず、「NMB48での活動を通して、今以上に歌を勉強していきたいと思いました。いつか夢をかなえて、またみなさんにお会いしたいと思っています」ともコメント。ファンへの感謝とともに、決意も語っていた。