愛川欽也事務所 17日朝に容体報告

今後の対応について語った愛川欽也の事務所関係者=都内(撮影・堀内翔)
タレントの愛川欽也
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 一部で重篤説が報じられたタレント・愛川欽也(80)の所属事務所の関係者が16日、都内の愛川の自宅前で報道陣に対応し、愛川の容体について17日に報告を行うことを明かした。

 報告内容の詳細については一切言及しなかったが、親しい仕事仲間や関係者には、すでに訃報が伝えられたという情報もある。 

 愛川の重篤説が流れた15日から、自宅前には報道陣が詰めかけていたが、16日午後7時半、初めて事務所関係者が対応した。

 約50人の報道陣に対して、「明日(17日)、午前10時にファクスにて事務所よりご連絡させていただきます。これはご家族の意向で、それ以上のことは分かりません」と説明。「ファクスはどのような内容ですか?」「容体はどうですか?」などという矢継ぎ早の質問は、「今以上のことで、お話しできることはありません」と、かわした。

 この日、愛川の自宅には早朝から関係者が出入り。礼服とみられる荷物を持った男性の姿もあった。所属事務所は明言を避けたものの、愛川の容体は極めて厳しい状況にあるとみられ、ある関係者によると、親しい仕事仲間にはすでに訃報が伝えられているという。

 愛川は3月7日放送分をもって、20年間司会を務めてきたテレビ東京系「出没!アド街ック天国」を降板。今月6日には、自身が運営するインターネット放送局「kinkin.tv」も突然閉鎖し、一部で長期療養が取りざたされた。妻でタレントのうつみ宮土理(71)は、13日に放送予定だった自身がレギュラーを務めるラジオ番組の収録をキャンセルしており、愛川の看病にあたっていたとみられる。

 うつみは8日に、愛川について「風邪をひいて少し咳(せき)が出て、今は自宅で休んでおります。次の、映画制作に意欲をもやしています」などとコメントを発表。重病説を否定していたが、自宅に介護用ベッドが持ち込まれたという目撃談もあり、健康状態が不安視されていた。

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