【スパイス】
「花椒(かしょう)」冷えや痛みを緩和
花椒は犬山椒などの果実の果皮のにを用いるもので、日本の山椒とは別物。
花椒の独特の辛味は、中華料理には欠かせない香辛料の一つとなっている。
腸を温め、下痢を止める働きがある。
薬膳で花椒は、鎮痛や解毒、冷えからくる胃痛・腹痛、回虫の駆除などにも薬効があるとされている。
最近では、不整脈や狭心症などの治療にも活用されている。
【花椒摂取の注意点】
長時間の加熱は効果を弱めるので、炒め物や煮物で使うときは、仕上げに加えるとよい。